商売繁盛の縁起物、『熊手』の飾り方を知っていますか?
なんとなく縁起のよさそうなものが一緒に飾られているので、なんとなく開運効果がありそうな雰囲気はぷんぷんしてますよね笑
でも、なぜ『熊手』が商売繁盛の縁起物と呼ばれるのかきちんと説明できる人はすくないのではないでしょうか。
今回は商売繁盛の縁起物、「熊手」の飾り方や買い替えについても説明したいと思います!
商売繁盛に「熊手」がいい理由
熊手はその名の通り、「熊が手を広げた形」なので熊手と呼ばれています。
「熊手」は枯れ葉やゴミを集める時に使ったり、潮干狩りの時にかりかり砂をかいて取る時に使います。
縁起物といわれている熊手は縁起物の招き猫・だるま・鯛・小判・福の神・打ち出の小槌などが飾られています。
なぜ熊手なのか?というと、熊手の形やかき集める動作から「お金や幸運、福をかきこむ」というように捉えたことから、熊手が縁起物として使われているようです。
しかも熊手についている縁起物はすべて商売繁盛にご利益があるため、それが集まっている最高の引き寄せグッズとなっています。
ちょっと欲しくなってきますよね?笑
招き猫はお客さんの呼び寄せ。
だるまは七転び八起き。
鯛は恵比寿様の持ち物。
小判は金運。
福の神は幸運の証し。
打ち出の小槌は、振るたびに欲しいモノを生み出す。
それが1度にそろった縁起物が熊手です。
熊手の飾り方
熊手は、福が入ってくる玄関に飾るとよいとされています。
ただ普通のお家では玄関に熊手がインテリアに馴染まない・・ということもあると思います。
そんな場合はリビングでもかまいません。
明るくにぎやかな場所であれば、商売繁盛を期待できます。
ただし、自分の目線より高い位置に置きましょう。
方角はどこでも大丈夫!
あえて言うなら西や北西が吉です。
あとは叶えたい事がある場所やその方向に向かって飾るのもおすすめです。
転職中ならその会社の方角に飾るのもいいですね。
また、熊手は透明な袋に入れたままでもOK。
袋が気になる人は外してください。
熊手を手に入れる方法
熊手は、酉の市でゲットします。
酉の市は、毎年11月の酉の日に全国の神社や寺院などで行われるお祭りです。
ご近所で酉の市をやっている神社がある方は、たくさん熊手が売られているのを見かけた方も多いでしょう。
神社自体が授与する場合もあるし、出店で売られている場合もあります。
しかも、酉の市は一度だけではなく多くて3回開催されることがあります。
- 1回目の酉の日を一の酉
- 2回目の酉の日を二の酉
- 3回目の酉の日を三の酉
1回目に買い忘れたり行き忘れてもチャンスが多いので安心ですね。笑
11月は酉の市!熊手!
覚えておきましょう。
ここテストでます。
熊手を立てる飾り方(TOWERの熊手スタンドがおすすめ)
熊手を立てると倒れますよね。
壁に立てかけたとしても、持ち手の部分1点では支えきれません。
倒れないよう飾るには、花瓶などに入れて置いてください。
もしくはネジリングを固定し、その輪の中に入れましょう。
縁起物が倒れるのは、良い気分になりません。
できるだけ倒れないよう工夫しましょう。
おしゃれで機能的な雑貨で有名なTOWERさんからとてもおしゃれな熊手スタンドが出ているんです!
めちゃくちゃおしゃれでスタイリッシュですよね。
これならインテリアに馴染みやすいかつ飾ることが可能です。
あと、余談ですがこちら七夕の笹をかざるのにもいいそうです。
これはお子さんがい家庭にもいいですよね!
おしゃれ!
熊手は買い替えなくてもいいって本当?
実は熊手は毎年買い替えなくても問題はありません。
ただ、一般的には1年おきに買い換えるほうが良いとされています。
一番簡単に買い替えられるのは、酉の市を行なっている場所に行って縁起熊手の奉納所にお願いすることです。
もしそろそろ熊手を飾るのを止めたい。。などの場合は酉の市のほかには神社などでお焚き上げしてもらうといいでしょう。
お焚き上げとは、「どんど焼き」のことです。
どんど焼きは、1月15日の小正月に行われます。
無病息災や五穀豊穣を願い、お守りなどを燃やす行事。
地域の風習として行うこともあれば、神社主催で行われるところもあります。
住んでいる場所によって違うので、それぞれ調べてみてください。
炎は穢れや不浄を昇華します。
そのため古い縁起物を処分するにはピッタリ!
古札収めを忘れた場合は、どんど焼きで処分しましょう。
どんど焼きも忘れた場合は翌年に持ち越してください。
古い熊手は手元で保管。
見えない場所に収納し、新しい熊手を見える場所に飾ります。
お正月を迎えた時に古い熊手を処分しましょう。
まとめ
商売繁盛の熊手は、玄関に、そして目線より高い位置に飾りましょう。
熊手は福をかきこむ超縁起アイテム。
しかもその熊手によって飾られている縁起物は少し違ったりもするので、(金運なら小判などが多く飾られているなど)自分の願いにあった熊手を購入するようにしましょう。
そして、倒れないように工夫!
11月の酉の市が楽しみになりますね!
最後までお読みいただきありがとうございました!