開ければ開けるほど小さいサイズのお人形が出てくるマトリョーシカ。
ロシア発祥の民芸品で、一度は目にしたことがあるという方がほとんどかと思います。
そんなマトリョーシカ、実は縁起が良い物がという事をご存じでしょうか?
願い事を叶えてくれる?どんな幸せを運んでくれるの?など、知ってそうで知らないマトリョーシカの秘密を今日はご紹介いたします。
マトリョーシカとは?
ロシアの民芸品
1800年代後半にロシアで作られたのが発祥のマトリョーシカ。
現在でもロシアの代表的な民芸品、お土産として知られています。
一番大きな人形の中に入れ子のように少しずつ小さなサイズの人形が入れられており、最後には本当に小さく可愛いサイズの人形が出てくるのが特徴。
デザイン豊富
かつては女性のデザインが主流でしたが近年では様々なデザインのマトリョーシカが作られ、さらなる人気を博しています。
人気アニメのキャラクターから、開ける度に異なる動物が出てくるデザインの物、招き猫デザインの物など目移りするほどのたくさんのマトリョーシカがあるんですよ。
中には歴代大統領が出てくるマトリョーシカもあり、お土産としても大人気。
自分で顔を書いて色を塗る事が出来るマトリョーシカも販売されているので、長期休みの自由研究やハンドメイド好きさんにもおすすめ!
マトリョーシカの意味
「おばあさん」を意味する「バブーシュカ人形」や、「卵抱き人形」という別名もあり、子宝や大家族、豊かさの象徴とされています。
マトリョーシカのルーツ
ロシアで生まれ作られたと思われがちなマトリョーシカですが実はそのルーツは日本に!
1890年後半、日本箱根を訪れたロシア人が目にしたのが「七福神の入れ子人形」。
その作りに感銘を受け、ロシアの民族衣装をデザインし作られたのがマトリョーシカの始まりなんですよ。
日本の工芸品がきっかけで作られていると聞けば、より親しみがわきますね。
名前の由来
ロシアの田舎町で女性につけられる「マトリョーナ」という名前が由来。
実在する名前が由来というのは、ロシアの人々に古くから愛されていることがよくわかりますね。
マトリョーシカは縁起がいいの?
ロシア国内ではもちろん、日本でも実は縁起の良い人形とされているんですよ。
子孫繁栄
女性がモチーフとなっていることが多いマトリョーシカ。
女性の中からどんどん小さな人形が出てくることで、子孫繁栄を表しているとされています。
安産祈願や子宝に恵まれるなどにとても良いとされており、ウエディングギフトとしても人気なんですよ。
家内安全
入れ子の様に人形全てが守られている、人形を家族に見立てて「全員そろっている」と見える事から家内安全という面でも縁起が良いとされています。
願い事が叶う
実は「願いをかなえてくれる人形」とも言われているマトリョーシカ。
マトリョーシカを開けていくと最後に出てくる人形は、ロシアでは「希望」と呼ばれているんですよ。
マトリョーシカの願い事のかけ方
子孫繁栄
子孫繁栄を願う時は、マトリョーシカを寝室に飾ります。
マトリョーシカの中身を全部出して並べ、夫婦で願い事をしながら一番小さな人形から元に戻していくことが大切。
戻し終わったマトリョーシカは寝室の北側に飾る事でその効果を発揮してくれると言われています。
家内安全
家内安全を願う時は、家族皆が集まるリビングにマトリョーシカを飾ります。
そのまま飾るのではなく、やはり中身全てを出して並べるのがポイント。
可能なら観葉植物の近くに飾る事で、観葉植物が持つ良い運気も取り入れることができ、さらなる運気アップに繋がるんですよ。
夢を叶える
家内安全を願う時は、家族皆が集まるリビングにマトリョーシカを飾ります。
そのまま飾るのではなく、やはり中身全てを出して並べるのがポイント。
可能なら観葉植物の近くに飾る事で、観葉植物が持つ良い運気も取り入れることができ、さらなる運気アップに繋がるんですよ。
まとめ
マトリョーシカのルーツが日本にあるとは驚きですね。
飾り物としてだけではなく、大きさや数の認知の練習になると知育玩具としても人気のマトリョーシカ。
飾っておくだけではなく、触って楽しむというのも正しい楽しみ方。
たくさんのデザインの中から、素敵なマトリョーシカを見つけるのも楽しいですよね。
ぜひ自分のお気に入りデザインを見つけて、願いをかなえてもらいましょう!