「宝くじ今年もハズレたか!」
ちょっと待って!その宝くじのハズレ券、すぐにゴミ箱に捨てていませんか?
「え?ハズレ券なんてどうするの?」と思った方も多いと思いますが、
実は宝くじのハズレ券には豪華景品が当たるチャンスが隠されているんです!
今日はそんな宝くじのハズレ券の使い道について詳しくお話していきます。
宝くじのハズレ券は宝くじの日まで捨てないで!
毎年9月2日は「宝くじの日」という事をご存じでしょうか?
昭和42年に設けられた日で、元々の目的は「当せん金の引換忘れ防止」。
買ったはいいもののその存在を忘れていた!
家族の誰かが買っていたらしい宝くじが出てきた!
など「購入した」という事を忘れてしまう事はよくありますよね。
そんな隠れ宝くじをもう一度見てみましょう、という日なんです。
当せん金の引換洩れ、当選番号の確認洩れを防止するために様々な呼びかけや取り組みが行われているんですよ。
宝くじのハズレ券も、この宝くじの日に必要となるんです。
宝くじの日お楽しみ抽選とは?
宝くじのハズレ券を対象とし、抽選が行われるのが「宝くじの日お楽しみ抽選」。
9月1日から翌年8月31日までに発売された宝くじのハズレ券のみが対象なんです。
東京の宝くじドリーム館で厳正なる抽選が行われ、下4桁の当選番号を決めます。
お米やタオルなど毎年ちょっと豪華な景品が当たるので、そのハズレ券すぐに捨ててしまうのはとてももったいないですよ!
言わば宝くじの敗者復活戦。
超高額当選や高額当選は出来ませんでしたが、もう一度最後に夢を見させてくれる「宝くじの日」までぜひ、保管しておくことをおすすめします。
スクラッチくじも対象となり、お楽しみ抽選用の番号が印刷されているので、削り終わったスクラッチくじも捨てないでくださいね!
対象外宝くじ
ロト6やミニロト、ナンバーズなどの自分で数字を考え記入して購入する「数字選択式宝くじ」や、博覧会などでその会場の中でのみ販売される「イベントくじ」は対象外となっています。
お楽しみ抽選の当選引き換え方法
通常の宝くじであれば宝くじ売り場や銀行で当選金と引き換えることが出来ますが、お楽しみ抽選の当選引き換え方法は少し異なります。
お楽しみ抽選の当せん引換は「郵送での申し込み」のみ。
当せんした宝くじ外れ券の裏面に住所や氏名などの個人情報を記載し、書留や特定記録郵便で指定の住所に郵送します。
郵送後、3週間ほどで賞品カタログが届くので、同封の申し込みハガキで申し込みます。
少し手間がかかってしまいますが、捨てるはずだったハズレ券で当選した、無料でもらえるカタログギフトだと考えれば少しの手間も苦にならないですよね。
実はハズレ券をメルカリで売ってる人もいる?
実はメルカリで宝くじのハズレ券は購入する事が出来ます。
年末ジャンボ宝くじはもちろん、初夢宝くじやサマージャンボ宝くじまで発売された全ての宝くじが揃うのではないかと思うほどの充実したラインナップ。
自分の宝くじのハズレ券は捨ててしまったけれど「宝くじの日お楽しみ抽選」に参加したい!という方は利用を考えてみるのもいいかもしれません。
ただ、万が一を考えてしっかりと日付などの確認などはする方がいいでしょう。
コレクションとしてもおすすめ
宝くじの日お楽しみ抽選に参加する他にも意外と需要がある宝くじのハズレ券。
理由は券のデザイン性の高さにあります。
その時代のその宝くじにしか見ることが出来ないデザインばかりで、思わず年代別や種類別に集めたくなってしまいます。
年代が古ければ古いほど、販売サイトでの価格も上昇している傾向にあるので、ご自宅に眠っている宝くじのハズレ券もどこかの誰かにとっては本当の「お宝」かもしれません。
メルカリなどで購入する際の注意事項
たくさんの宝くじのハズレ券を購入すればそれだけお楽しみ抽選での当選確率も上がりますが、購入する上で少し注意が必要な点も。
期限
宝くじの日お楽しみ抽選の対象となるのは1年間の宝くじのハズレ券のみ。
3年前の年末ジャンボのハズレ券、などは対象外なので要注意。
販売ページに掲載されている宝くじの抽選日や支払期限の日付をしっかりとチェックすることが大切です。
番号
一度第三者の手に渡った宝くじだということをしっかりと認識する事が大切。
番号を全て控えられていれば当選したことも筒抜けになってしまいますよね。
そこまで高額な商品が当選するわけではありませんので、脅迫などの危険は少ないですが、気になるという方は購入を控えた方がいいかもしれません。
まとめ
今まですぐに捨ててしまっていた!とちょっと後悔している方も多いのではないでしょうか。
通常の当選発表のあと、外れた人にもちゃんとお楽しみを用意してくれている宝くじなので、ぜひ当選番号を再確認するついでにお楽しみ抽選に参加してみてはいかがでしょうか。