カレンダーを見ると良く出てくる「友引」という文字。
お祝い事があった時に「仏滅」は避けようとか不幸があった時「友引」は避けようとかありますよね?
では「友引」って何が良くて何を避けるべきなんでしょう?やってはいけないことって何があるのでしょうか。
改めて細かく調べることって中々ないですよね?
そこで今回は友引とは?良い時間やダメな時間、やってはいけないことについてまでご紹介していきたいと思います。
「友引」の意味とは?
日時や方位から運勢を占う「暦注」というものがあります。
それらは「六曜」と呼ばれ「友引」はその中の1つになります。
「友引」は「友を引く」ということからお葬式などは避けるべきといわれているのは皆さんもご存じではないでしょうか?
それは個人が友人を引き連れてしまうという考えからきているのですね。
ですので、逆に入籍や結婚式など縁起の良い行事に関しては「友引」は良いとされています。
また、何をしても勝負がつかない日ともされています。
「友引」の良い時間帯・ダメな時間帯
友引の吉の時間帯は朝夕になりますので、お祝い事もこの時間ですとより良いでしょう。
そして問題は凶の時間帯です。
午前11時から〜午後13時の時間帯が凶になります。
ですので、この時間はお祝い事だとしても避ける方が良いでしょう。
「友引」の日にやってもOKなことは?
1、入籍・結婚式
結婚式は大安を選ぶ方が多いかと思いますが、友引もまた人気です。
結婚式場で、大安の予約がとりづらい、金額が高いと感じている方はぜひ友引にしてみてはいかがでしょうか?
大切な友人たちへ幸せのおすそ分けができるといわれていますよ。
2、引っ越し
引っ越しは新しい場所で心地よいスタートができるよう良い日にしたいですよね。
こちらもまた「大安」が一番良いとされていますが、人気の為引っ越し料金が高くなっていることも多い日なのです。
ですので「友引」は金銭面からしても、なかなか穴場でおすすめです。
引っ越しもまた、11時から13時の時間帯を避け吉の時間帯にするとさらに縁起が良いです。
3、お参り
お参りに関しては、神社などに関わりますので「六曜」とは関係がないとされています。
ですから友引であってもOKになります。
もし気になるようであれば、11時から13時の時間帯を避けると良いでしょう。
4、納車
納車は交通安全を願い、良い日にしたいですよね。
その為にも「大安」や「友引」の納車はおすすめです!
ただ友引には今日の時間帯がありますのでその時間は避けることがベターでしょう。
例外とは?
弔事でも友引に行っても良しとされているのが「お通夜」と「法事」。
お通夜に関しては、故人との別れの日ではないといわれている為。
法事に関しては、仏教が関係しているので六曜とは関係ないとされています。
四十九日などは友を引き連れていかないと考えられているようですね。
「友引」の日にやってはいけない3つのこと
1、葬式 告別式
前述の通り友引の日のお葬式や告別式に関しては避けるようにしましょう。
2、賭け事
不幸や別れ日を友引にしてしまうと「友を引き連れてしまう」イメージが一番強いですよね?
ですが、勝負がつかない日ともされている為、この日に賭け事をしてもパッとしない可能性があります。
凶時間もありますので、避ける方がベターでしょう。
3、お見舞い
基本的にはお見舞いに関しては友引でも問題はないようですが、気になる方は多いようです。
病気やケガに友を引き連れてしまう…といった連想もできるので、この日しか日程が難しい方は相談してから行くようにすると良いですね。
まとめ
友引ってなんだか縁起が悪いイメージがありませんでしたか?
私も友引について深く知るまで不幸も祝い事も避ける方が良いくらい悪い印象を持っていました。
ですが意外にも友引にやって良いことも多いですよね。
私も引っ越しや納車などはぜひ友引を選んでみようと思います!
みなさんもよかったらこの記事を参考にしてみてくださいね。