月徳日とは縁起が良いとされている吉日の一つです。
契約にぴったりの吉日って本当?宝くじ購入は吉?
どんな意味があるの?やってはいけないことってある?
大安や一流万倍日などの吉日に比べ、あまり聞いたことないよ!という方も多いのではないでしょうか。
今日はそんなちょっとマイナーな吉日、月徳日について詳しくお話していきますね。
月徳日とは?
月徳日とは「つきとくにち」「がっとくにち」と読みます。
月徳日は天赦日や天恩日が属する「七箇の善日」の一つ。
「その1か月の中で良い事が訪れる」「その1か月の福徳を得ることが出来る」という吉日なんです。
つまりその1か月の福を司る1日ということですね。
陰陽五行である「火・木・水・金」の陽の日である丙(ひのえ)、甲(きのえ)、壬(みずのえ)、庚(かのえ)にあたる日が月徳日となります。
その月の徳神様がいる日ともいわれているので、とても縁起が良い日となっています。
「福徳」は善行によって得ることのできる功徳を示す言葉で、幸福や財産に恵まれるという意味を持ちます。
大安などのメジャーな吉日とは違い、月徳日はカレンダーには記載されていないことがほとんどです。
1か月に1日だけしかないの?
その月の福を司ると聞けば「1日限りの吉日かな?」と考えてしまいがちですが、
この月徳日、多い月では4日ほど巡ってくる吉日です。
2023年は1年を通して37日の月徳日がありますよ。
月徳日にやりたい事柄
「土」にまつわる事
自宅の庭を耕してみたり、新居の基礎工事を始めたり、と土に密接に関わる事を始めるとより運気アップに繋がるとされています。
建築関係の契約
月徳日に行う事柄の中でも特に縁起が良いとされているのが建築関係の契約です。
引っ越しの契約やリフォームの契約、マイホーム購入の契約など建築物に関わる契約は月徳日に行うのがベスト!
ただし土用や三隣亡と重なった月徳日の契約は不運を招くとされているので、少し注意が必要ですね。
宝くじを買うのにもいい?
特別金運アップに効果がある吉日というわけではないですが、その月の福を司っている日なので縁起が良い日であることに間違いはありません。
寅の日や巳の日、一粒万倍日といった宝くじ購入に最適!とされている吉日と重なっている月徳日ならさらに宝くじ購入にぴったりですよ!
宝くじ購入にぴったりの吉日についての詳しいお話はこちら▼
【2023年】甲子の日とは?大黒天を祀る神社にお参り・宝くじを買うといい?
巳の日・己巳の日は宝くじが当たりやすい?やってはいけないことは?
やってはいけないことはある?
どんな事柄を始めるにも吉日とされている日なので、やってはいけないことは特にないんです。
今までちょっとためらっていた事や、行けなかった場所への1歩を踏み出すのにぴったりの吉日といえますね。
2023年の月徳日はいつ?
せっかく物事を行うなら「吉日」とされている日に行いたいですよね。
2023年、1月から12月までの月徳日を見ていきましょう!
1月
4日(水)、12日(木)、17日(火)
4日が赤口、12日が友引と凶日と重なっています。
17日は先勝なので行動するなら早い時間がおすすめ。
2月
1日(水)、7日(火)、17日(金)、27日(月)
1日は大安と重なっていますが、同時に不成就日でもあります。
7日は大安と重なっているのでさらに運気がアップしていますよ!
17日と27日はともに先負と不成就日と重なっています。
3月
7日(火)、17日(金)、27日(月)
7日は大安と重なっているのでさらに運気がアップしていますよ!
17日は不成就日と重なっています。
4月
14日(金)、24日(月)
14日は先勝であり寅の日でもあるので宝くじ購入にぴったりの1日。
24日は先勝で一粒万倍日なのでこちらも宝くじ購入にぴったり。
どちらも先勝なので午前中の行動がおすすめですよ。
5月
4日(木)、12日(金)、22日(月)
4日は大安と重なっていますので運気アップ中!
22日は一粒万倍日と重なっていますが赤口と重なっています。
6月
1日(木)、7日(水)、17日(土)、27日(火)
1日と17日が一粒万倍日と重なっていますがどちらも仏滅、友引と凶日と重なっています。
7月
15日(土)、25日(火)
15日が友引と重なっています。
25日は先勝なので午前中の行動がベスト。
8月
4日(金)、12日(土)、22日(火)
4日は大安で一粒万倍日で天赦日という最強の幸運日!宝くじ購入はもちろん何かを始めるにはぴったりの1日です!
12日は先勝で寅の日、22は先勝で一粒万倍日と重なっています。
8月は全ての月徳日が吉日と重なるパワー溢れる1か月となりそうです。
9月
1日(金)、9日(土)、19日(火)、29日(金)
1日が大安、9日が先勝と吉日と重なっています。
29日は寅の日と重なっていますが仏滅です。
10月
15日(日)、25日(水)
15日は先負で不成就日なのでアクションを起こすのは控えめにしておいたほうがよさそうです。
11月
4日(土)、12日(日)、22日(水)
4日が大安で寅の日と2つの吉日と重なっており金運アップの1日。
12日は先勝で一粒万倍日なのでお金にまつわる事なら早めの購入がベスト。
22日は一粒万倍日ですが友引と重なっています。
12月
2日(土)、10日(日)、20日(水)、30日(土)
2日は大安ですが不成就日、10日は先勝ですが不成就日。
20日は一粒万倍日ですが赤口、30日は仏滅と全ての月徳日が凶日と重なっています。
1年を通して
月徳日が2日間しかない月もあれば、1か月の中で4日も月徳日がある月も。
連続した日付で来る吉日ではないので時間のかかる事柄を行うのは難しいですが、その月に何か大切な事を行う際は月徳日を選ぶのが吉。
大安に比べると巡ってくる回数が少ない吉日となっていますので、他の吉日と重なっている月徳日があればそこを狙って何かを始めるのもいいですね。
不成就日についての詳しいお話はこちら▼
2023年 不成就日とは?どう過ごすといい?大安など吉日と重なる日は?
一粒万倍日と天赦日についての詳しいお話はこちら▼
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まとめ
何をやっても吉となる日ですが、中でも建築関係の吉日となっている月徳日。
新居の購入を検討している方や新生活のスタートを控えている方などはぜひ気にしてみてはいかがでしょうか。