宝くじの当選金を子供にあげたい、でも贈与税が心配。という悩みを抱えている方はいませんか?
そんな時にぴったりなのが「共同購入」という買い方。
でもトラブルが起きそうで怖い、ネットでの共同購入は出来るの?分配比率はどうするのがベスト?
今日は、宝くじ共同購入の分配比率は?トラブル回避にはネット購入がいい?詳しくお話していきますよ。
宝くじの共同購入とは?
その名の通り「共同」で宝くじを購入する方法です。
当選金は個人ではなくグループとして受け取れますし、グループに参加している人に分配した際も非課税となります。
また皆でお金を出し合って宝くじを購入するので、軍資金に余裕が出来るというのもメリットの1つです。
当選した後の手続きは?
超高額当選になると銀行の窓口での手続きが必須となりますが、共同購入をした際はその購入者全員で窓口に行く必要があります。
これは非課税であることを証明する「当せん金付証票」を受け取る必要があるためです。
共同購入した全ての人がこの証票を受け取ることで当せん金が非課税となります。
なお遠方に住んでいる、などで訪れることが出来ない場合は委任状を代表者に託すことで自分の証票を受け取ることが出来るので安心ですね。
当選した時の分配比率は?
全体での購入枚数の中で、自分が購入した枚数の割合を分配比率といいます。
例えばグループで100枚の宝くじを共同購入し、自分が20枚分の購入資金を出していた時の分配比率は20%となります。
共同購入はトラブルに注意!
個人間の共同購入にはトラブルが多いのも事実です。
お金を出したけど、宝くじの番号を教えてもらえない
分配金を受け取れない
など様々な事例があります。このトラブルを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか?
割り切れる人数で。
奇数のグループ人数だと当選金分配時に余りが出てしまう事も。
その端数を巡って争いになる可能性もあるので、きっちり割り切れる偶数でメンバーを構成するといいですね。
ルールを明確に。
どうしても奇数人数しか集まらなかった、などという時の場合にしっかりとルールを決めておくのがおすすめ。
10円未満の端数は幹事(代表購入者)が受け取る。
当選発表までは連絡をこまめに取る。
など全員が安心して当選発表を待てるようなルールを作っておくのがいいですね。
可能であれば言葉だけではなく、文字にして配布するとより一層安心感が増しますよ。
くじ番号は全員に周知する
自分もお金を出しているのに購入した宝くじの番号がわからないと不安ですよね。
当せんしても「当せんしてないよ」と代表者に言われてしまうトラブルに繋がる可能性も。
そんなトラブルを防ぐために、購入した宝くじは「証拠が残る形」で、グループメンバー全員に知らせておく必要があります。
写真を撮って全員に送付する、など目に見える証拠で残すのがポイント。
当選金の受け取り方法を確認しておく。
当せん金の受け取り時に出張していたり、そもそも遠方に住んでいたりする場合、スケジュールを合わせるのがとても大変になってしまいますよね。
事前に当せんした場合についても話し合っておくと、当選発表後にスムーズに動くことが出来ます。
ネットでの共同購入のやり方
安心安全の公式サイトから。
宝くじ公式サイトから共同購入グループを作成することが出来ます。
グループの情報ページに表示されているQRコードやURLを一緒に共同購入したい家族や友人、知人に送ることで、グループメンバーを増やせます。
知らない人が勝手に入ってくるという心配がないプライベートグループとなっているので安心して購入することができますね。
なお共同購入ができるのは、ジャンボ宝くじ(プチ、ミニも含まれます)と全国通常宝くじで、その他の宝くじでは共同購入が出来ないので注意が必要です。
当せん金はグループ内での購入枚数に応じて自動的に分配されるので金銭的なトラブルもなく、初めての方でも安心して共同購入できるシステムとなっています。
SNSで参加者を募集
SNSで仲間を集めると聞くと怪しい雰囲気が漂ってきますが、購入する場所は宝くじ公式サイトなので安心。
分配比率が購入枚数によって自動的に決められ、分配によるトラブルもないことから、SNSなどで共同購入メンバーの募集が行われています。
匿名で参加することも可能なので、プライバシーも守れて安全。
まとめ
年末ジャンボ宝くじは当選金もかなり大きくなってくるので、超高額当選した際の備えの1つとして共同購入しておくのもいいですね。
個人間の共同購入は思わぬトラブルの元となる可能性もあるので、十分に注意して行うのがベストです。