お正月に飾った干支の置物、そろそろ片付けなきゃいけないかな…そんな事を考えている方もいるのでは。
いつまで飾っていいの?お正月が終わったら片付ける?1年間出しっぱなしでもいい?など干支の置物の扱いってよくわからないですよね。
今回は干支の置物はいつまで置くのか?出しっぱなしでもいいのか?について調べてみました!
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干支の置物の開運効果
風水ではダルマや招き猫などの縁起物には運気を上げる効果があるとされており、干支の置物もその縁起物の一つ。
十二支の動物それぞれに意味があるので、その意味を考えながら飾るのもいいですね。
干支の動物の意味
子(ね)
すぐに何百匹にもなる繁殖力の高さから子の置物には子孫繁栄の意味があります。
丑
農耕を手伝ったりと古くから人間の生活を支えてきた牛。
その力強さから誠実という意味が込められています。
寅
どんな獲物にも勇猛果敢に立ち向かう虎。
その勇ましい姿から決断力や才覚という意味が込められています。
卯
ぴょんぴょん飛び跳ねる姿が可愛らしいウサギ。
そのことから飛躍や向上といった意味を持つ他、安全の象徴という意味もあります。
辰
想像上の生き物である龍はその力強い姿や伝承されている強力なパワーから、権力の象徴を意味するんですよ。
巳
何度も脱皮を繰り返す性質から、「再生」という意味が込められています。
午
牛と同様、古くから私たち人間の生活を支えている動物。
そのことから健康、豊作といった意味が込められています。
未
常に群れを作り行動する習性があることから家族安泰、家庭円満の意味があります。
申
知能が高く古くから神様の使いと信じられていた猿。
その知能の高さから「賢者」という意味が込められているんですよ。
酉
とりが「取り込む」という言葉へと繋がり、お金や人を取り込む、つまり商売繁盛の意味が込められています。
戌
飼い主に忠実であることから、あらゆるものに対しての「忠義」という意味があるんです。
亥
古くからイノシシの肉は万病に効くと重宝されていたことから無病息災の意味が込められています。
いつまで飾る?出しっぱなしでもOK?
神社で購入することもある縁起物の干支の置物。お札同様飾る期間というものがあるのでしょうか?
答えは・・特に決まりはない!
干支の置物はその干支である1年の間家を守ってくれるもの。
特にこの期間に飾りましょう、この期間が終わったら片付けましょうといった決まりはなく、1年間出しっぱなしで大丈夫です。
またその年の干支だけを飾りなさい、といった決まりもないため、十二支全ての置物を一度に飾るのもOK。
これはちょっと意外ですよね。
家に住む家族の干支を並べて飾っている人も多く居ますよ。
ただ、季節感を味わう意味ではやっぱりその年の干支を飾るのが一番パワーを受け取れるでしょう。
玄関に飾ってはいけない干支はいる?
干支の置物を玄関に飾るのは良いですが、その中でも玄関に飾るにはちょっと向かない干支があるんです。
戌
常に活発に動き回り、元気よく吠える犬。
そんな戌の置物を玄関に置いてしまうと、入ってくる運気のアップダウンが激しくなり、家の中に安定して定着しないという説があります。
また番犬が不審者を追い払うように、せっかく玄関から入ってきた良い運気を追い払ってしまうとも。
じゃあどこに置くのがいいのでしょうか?
リビングなどの人が集まる場所
戌の置物を飾るのは人の目がつねにあり、活気のある場所。
戌が持つ元気なパワーが良い方向に働き、家の中の運気が活性化されるとともに、家庭円満に過ごすことが出来るとされています。
裏口
勝手口や裏口がある家の場合、そこに置くのもおすすめ。
玄関と比べて人の出入りが少ない入口からは災難や悪い運気も入ってきがち。
そんな災難から家に住む人を守ってくれるとされているんですよ。
辰、寅
玄関に置くこと自体は問題ありませんが、「置き方」に注意が必要なのが辰と寅の置物。
辰の置物
玄関を背にした時に向かって右側の場所に置きます。
その際置物の顔が家の内側を向くように置くのがポイント。
寅の置物
玄関を背にした時に向かって左側の場所に置きます。
辰と対面になるような位置ですね。
また置物の顔は玄関の方に向けておくようにしましょう。
辰と寅を同時に飾る場合
2つの干支の置物を同時に飾る場合は「辰」の置物を寅よりも少し高い位置に置くようにします。
というのも、龍は想像上の動物ですが、高貴な存在とされていますので、他の動物の下になるような置き方はNG。
高い場所に置くことにより、良い運気を家の中に運んでくれます。
まとめ
縁起物でありながら、意外と「こうでなくてはならない」といった決まりがなく、ずっと飾っていても問題は全くありません。
干支の動物が持つ意味を考えながら吉とされる方角や場所に置けば、その置物から良い運気が出て、家の中に安定するのでおすすめです。