毎年年末になると可愛い干支の置物が並びますよね。
毎年購入しているよ!という方も多いのではないでしょうか。
神社でも購入することが出来る干支の置物ですが開運効果はあるのでしょうか?
またより良い置き場所や1年が終わった時の処分方法は?使いまわしはOK?といった干支の置物にまつわる様々な疑問について今日はお話していきますね。
干支の置物は開運効果がある?
風水ではダルマや招き猫などの縁起物には運気を上げる効果があるとされており、干支の置物もその縁起物の一つ。
特に干支は「時の運」を持っており、その年の良い運気を運んでくれると言われています。
突然ですが占ってもいいですか?でおなじみの琉球風水師シウマさんも干支の置物を置くのはおすすめ!とのことです。
2023年の干支はどんな年になる?
2023年の干支はウサギ。「癸卯(みずのと、う)」という干支で健康運に恵まれた1年になるとされています。
今年は水と木の気を持つ1年となっており、今までの厳しい寒さが和らぎ暖かな春がやってくるという意味があるんです。
やりたくても出来なかった事が動き出したり、今まで頑張ってきたことに結果が出たり、となんだかいい1年になりそう。
置く場所・方角はどこがいい?
その年の干支によって方角が決められています。
2023年の恵方は「南南東やや南(丙)」になります。
また風水では方角によって運勢が異なるので、欲しい運気の方角に置くのもいいですね。
東は健康運や仕事運、情報などに恵まれます。
西は金運や喜びに。
南は人気や才能、受験などの運気がアップ。
北は結婚運や家庭運、貯蓄などの運気が上がります。
今自分が何の運勢を一番欲しているのか、よく考えてその方角に干支の置物を置くのがベスト。
人の目に留まる場所に。
玄関やリビングなど、人が出入りして運気が活発に流れている場所に置きます。
いくら吉の方角でも誰にも見てもらえず埃をかぶったままだと運気が逃げてしまいます。
外から良い運気が入ってくる玄関が特におすすめ。
また干支の置物を置く際は周辺がごちゃごちゃと散らからないよう、すっきりと整理した場所に置くのがベストです。
個数に制限はある?
あまりにもごちゃごちゃと置きすぎるのは風水的にNGですが、基本的に追加は何個でも大丈夫ですが、2個置きの方がバランスが取れるでしょう。
2023年風水の開運方位は?
2023年は開運の方位が「西」「東」と2つあります。
そのため出来るなら西と東に1つずつ干支の置物を置くのがおすすめ。
顔の向きはどっちがいい?左向き・右向き意味がある?
右向き、左向きどちらがいいかに関してはいろいろな考えがありますが、基本的には左向き・右向きどちらでも構いません。
馬に関しては左向きの馬、左馬が一般的です。
1、馬は死ぬ時に右を向きで死ぬことから、左向きの馬は不老長寿を表すという説
2、馬に乗る時通常は左から乗り、右から乗ると落ちてしまうので落ちない左馬は競馬などの縁起がいい
3、左馬は人を引いていることになり商売繁盛
などいろいろな説があります。
ですが、それよりも自分が気に入ったものを置く方がいいでしょう。
そして、置物の向きが家の中心を向くように置きましょう。
家の中心は家の中を流れるパワーが集まる、一番強力な場所とされています。
干支の置物が持つ開運パワーもそこに送り込むために、必ず顔は中心に向けるようにしてくださいね。
置物の処分の仕方
お焚きあげに出す
お正月の飾りなどは神社でお焚き上げをしてもらいますよね。
それと同様、干支の置物を処分する場合はお焚き上げに出して供養するといいでしょう。
神社によってお焚き上げを行っている日付が異なる場合がありますので、事前にチェックしておくのがおすすめ。
一般ごみとして出す。
なかなかお焚き上げのタイミングに行くことが出来なかったりすることもありますよね。
そんな時は一般の家庭ごみとして処分してもOK。
捨てる際はキレイに水洗いをし、清潔なタオルで拭きながら「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることを忘れずに。
キレイになった置物は真っ白な布や半紙で包んでから捨てるとなお良いですね。
干支供養に出す
お焚き上げには行けないけど、ゴミとして出すのはちょっと抵抗がある、という方は愛知県で行われている「干支供養」に郵送する、という方法も。
陶器製の置物のみの受付となっていますが、お寺の住職による供養をしてから半分がリサイクルとして使用されるので、地球にも優しいんですよ。
使い回してもOK?
ダルマなどの縁起物同様、干支の置物も繰り返し使っても大丈夫なんです。
毎年新しい物を買う必要性は全くなく、むしろ職人さんの気持ちがこもった干支の置物を繰り返し置くことで、どんどん運気がアップするとも言われています。
新しい物を買ったら一緒に飾っても大丈夫?
お守りやお札とは異なり、新しい干支の置物を買ったからといって古い置物を捨てる必要はありません。
店先や神社で出会ってピンときた、というのであれば、その置物に呼ばれている証拠。
ぜひ購入し、並べて飾ってあげてください。
まとめ
昨今では可愛いデザインも多い干支の置物。
気に入ったものを長く飾るのはもちろん、中には干支の置物を購入することが楽しみとなっている人も。
その1年の干支だけを飾る、家族の干支を並べて飾る、など飾り方も人それぞれ。
置物に対する愛情と感謝を忘れず、自分なりの飾り方を楽しむのがおすすめです。