暦の上で鬼宿日と呼ばれる日をご存じでしょうか?
鬼という文字が入っており、「何か悪い事が起こる日なの?」そう思う方もいるかもしれません。
入籍や引っ越しとの関係はある?そもそも鬼宿日の意味とは?
など鬼宿日に関する多くの疑問について詳しく説明していきますよ。
2023年の鬼宿日も全て記載するのでゲンを担ぎたい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
鬼宿日の意味とは?
「鬼」という1文字があるだけでなんだか悪い事が起きる日のように見えてしまう鬼宿日。
「きしゅくび」「きしゅくにち」と読み、実は歴注の「二十八宿」の中で最高の吉日とされている日なんです。
その理由は「鬼が宿に居るから、邪魔をされない日」という意味から。
宿とは「家」という意味で、つまり鬼が家の中にいて外を出歩いて邪魔をしないので安心して物事が出来るよ、という日です。
また、一説ではありますが「お釈迦様が産まれた日」とも言われており、とても縁起の良い日なんですよ。
鬼宿日にやるといいこと
長寿のお祝い
お釈迦様が産まれためでたい日ということで、長寿のお祝いをするにはぴったりの吉日とされています。
還暦祝いや米寿祝いなど、長寿を願いお祝いをしてみてはいかがでしょうか。
宝くじ購入
特別金運アップ!という吉日ではないですが、「どんな事も邪魔をされない」という日なので、宝くじの購入もおすすめ。
さらに金運を上げて高額当選を呼び込みたい!という方は他の金運アップの吉日と重なっている日を選ぶといいですね。
宝くじ購入にぴったりの吉日についての詳しいお話はこちら▼
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巳の日・己巳の日は宝くじが当たりやすい?やってはいけないことは?
財布の買い替え
鬼が邪魔をしてこないので、財布の買い替えなども良いとされています。
お金に好かれる財布は3年ほどの使用期間で買い替えるサイクルがベストとされていますので、買い替えを検討している方は鬼宿日を狙ってみてもいいかもしれません。
お金に好かれるお財布についての詳しいお話はこちら▼
引越し
「え?新しい家に入るのはダメなのでは?」
そう思う方も多いと思いますが、婚姻とは異なり引っ越しはOKなんです。
婚姻・入籍によって籍を抜け、新しい籍へと移動することが「新しい家に入る」と位置付けられているので、ただ居住地が変わるだけの引っ越しなら大丈夫なんですよ。
お釈迦様を祀るお寺を参拝する。
お釈迦様のお誕生日ですから、お祝いの意味も込めてお釈迦様をお祀りしているお寺に参拝に行くのもおすすめ。
座禅や瞑想などは自分を見つめなおす機会にもなるので、体験してみてもいいですね。
鬼宿日にやってはいけないこと
結婚・入籍
結婚というのは「新しい家に入る」という側面もありますよね。
鬼が家にいる鬼宿日に結婚や入籍を行うと、その家にいる鬼と出会ってしまうのでは、と連想されており結婚や入籍は避けた方がよいとされています。
2023年はいつ?
婚姻関係以外なら全てが吉となるパワーを持った1日。
実は1か月に1度しかない吉日なんです。
2023年1月から12月までの鬼宿日を見ていきましょう!他の吉日との重なりもしっかりとご紹介します。
1月
6日(金)
友引、一粒万倍日、天赦日と重なっており、最強の金運パワーを持つ1日です。
2月
3日(金)
先勝の日なので、何かアクションを起こすなら午前中など早めの行動が吉。
3月
3日(金)
先勝の日なので、何かアクションを起こすなら午前中など早めの行動が吉。
4月
28日(金)
大安ですが不成就日とも重なっているので、大きなアクションを起こすのはやめておいた方が無難です。
5月
26日(金)
仏滅と重なっているので、さらに婚姻関係との相性が悪い日となっています。
6月
23日(金)
仏滅と重なっているので、さらに婚姻関係との相性が悪い日となっています。
7月
21日(金)
先負と重なっているので、新しい事を始めるなら午後からがおすすめ。
8月
18日(金)
先負であり不成就日でもあるので、新しくアクションを起こすよりはお家でゆっくりと過ごしてみては。
9月
15日(金)
友引と重なっているので、11時から13時の間の行動は避け、朝や夕方などにアクションを起こすようにすると吉。
10月
13日(金)
赤口と重なっていますのでお祝い事には全く向いていない1日です。
11月
10日(金)
大安と重なっているラッキーデー。婚姻以外の事柄なら追い風が吹いているような状態なので、思い切った行動をしてみるのもおすすめ!
12月
8日(金)
大安であり一粒万倍日でもあるので年末ジャンボ宝くじの購入にうってつけの日。
鬼に邪魔されず、少しの投資が万倍になって返ってくる大安。
いつもは購入しないという方もぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
結婚・入籍以外の全ての事柄で吉日とされる鬼宿日。
邪魔をする鬼が不在ということで、今までやりたかったことに思い切ってチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。